概要
内科クリニック向けホームページの提案用デモサイト。架空の「あおば内科クリニック」を題材に、実際の開院を想定したデザイン・情報設計・レスポンシブ対応までを一貫して制作した。HTML/CSS/JavaScriptのみで構築し、クライアントが「このまま使えそう」と感じられる完成度を目指した。
対象ユーザー
- 開業を検討中の医師に対して、ホームページのイメージを提案する場面
- Web制作案件の受注時に、完成イメージをクライアントに見せるプロトタイプとして
- フロントエンドのコーディング力を示すポートフォリオ作品として
Demo / GitHub
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スクリーンショット
トップページ — Hero + CTAボタン
当院の特徴 — 4カラムアイコンカード
医師紹介 — メッセージ + 経歴アコーディオン
開発背景
医療クリニックのWebサイトは「清潔感・信頼感・視認性」が求められるジャンルであり、特に診療時間表やアクセス情報など、患者が実際に使う情報設計のスキルが問われる。実際のクリニックサイトを参考に、情報設計・導線・配色・レイアウトを分析し、患者が安心して利用できるUIを意識してデモサイトを制作した。
解決した課題
- 開院前でも完成イメージを具体的に共有できる提案用デモを実現
- 診療時間やアクセスなど患者が必要とする情報を見やすく整理
- スマートフォン利用を前提に予約・電話導線を最適化
- 経歴や資格をアコーディオン化し、情報量と可読性を両立
主な機能
- 固定ヘッダー: ロゴ+電話番号+WEB予約ボタン / スマホではハンバーガーメニュー
- ヒーロー: クリニック名+キャッチコピー+CTAボタン2つ(予約/診療案内)
- 当院の特徴: 4カラムアイコンカード(駅近/生活習慣病対応/WEB予約/駐車場)
- 診療案内: メイン項目(一般内科)を大カードで強調 + サブ4項目を小カードで横並び
- 医師紹介: メッセージ中心の構成 + 経歴・資格をアコーディオン展開
- 診療時間表: ●(診療)/△(午前のみ)/×(休診)の曜日別テーブル
- お知らせ: 日付+タイトルのリスト形式
- アクセス: テキスト情報+Google Maps Embed
- WEB予約CTA: ライトミント背景+大型ボタンで予約導線を強調
- フッター: 3カラム(住所・診療時間・地図)+ナビリンク
- スマホ固定フッターバー: 電話発信+WEB予約の2ボタン常時表示
- スクロールアニメーション: IntersectionObserverによるフェードイン
- トップへ戻るボタン: 一定量スクロール後に出現
使用技術
- フロントエンド: HTML5 / CSS3 / vanilla JavaScript(フレームワーク不使用)
- レスポンシブ: CSS Grid / Flexbox / メディアクエリ(767px / 768px〜1199px / 1200px以上の3段階)
- アイコン: SVGインライン
- アニメーション: CSS transition + IntersectionObserver API
- 地図: Google Maps Embed
- 公開方法: Claude Artifact(共有リンクで閲覧可能)
設計上の工夫
- 患者視点の情報設計: 初めて来院する患者が必要とする情報(診療内容・診療時間・アクセス・予約)へ迷わず到達できるよう、導線を設計した
- CTA設計: WEB予約ボタンをアクセントカラー(コーラル)で統一し、ヘッダー・Hero・予約セクション・スマホ固定ボタンの4箇所に配置。どのスクロール位置からでも予約へ遷移できるようにした
- レスポンシブ: PC・タブレット・スマートフォンの3段階でレイアウトを最適化し、診療時間表は横スクロール対応とすることで可読性を維持した
- セクション順序の最適化: お知らせを後方に移動(「ホームページを開設しました」が最初に来ると価値が薄く見えるため)、当院の特徴をHero直下に配置
- 全データ架空: 「あおば内科クリニック」「山田太郎」など全て架空のデータで構成。実在の医院や人物とは無関係
デザインコンセプト
「清潔感」「安心感」「親しみやすさ」の3点を重視し、白を基調に青緑色をアクセントカラーとして採用した。
装飾を抑え、患者が必要な情報へ短時間でアクセスできる情報設計を意識した。
また、予約ボタンや電話導線を各所へ配置することで、高齢者を含む幅広い利用者でも迷わず操作できるUIを目指した。
開発周期
1日
担当範囲
参考サイト分析 / デザイン仕様策定 / HTML/CSS/JSコーディング / レスポンシブ対応
成果・実現したこと
- フレームワーク不使用で、PC・タブレット・スマホに対応する完成度の高い医療サイトデモを単一HTMLで実現
- 参考サイト分析→デザイン仕様→実装の一貫した制作フローを実践
- 提案段階から完成イメージを共有できるデモとして活用可能な状態を実現
想定導入効果
- クリニック開業時のWebサイト制作提案の説得力向上
- クライアントが完成イメージを具体的に把握でき、要件確認の効率化
- レスポンシブ・アクセシビリティの基本を押さえた設計による患者のユーザー体験向上
開発で直面した課題と解決方法
- CDN不使用制約: Artifact環境ではCSPにより外部CDNが使えないため、フォント・アイコンをすべてシステムフォントとSVGインラインで代替。制約の中でデザイン品質を維持した
- 診療時間表のスマホ対応: テーブルをそのまま縮小すると読めないため、overflow-x: autoコンテナで横スクロール可能にし、視認性を確保
- 情報量と可読性の両立: 医師紹介や診療案内は情報量が多くなりやすいため、カードレイアウトやアコーディオンを採用し、必要な情報だけを段階的に表示する構成とした
このプロジェクトで学んだこと
- 医療サイトではデザイン性よりも「安心感」「視認性」「情報への到達しやすさ」が重要であり、情報設計そのものがUXを左右することを学んだ
- 参考サイトを構造的に分析し、要素ごとに「なぜこうしているか」を理解することで、デモに取り入れる際の判断基準が明確になる
- フレームワークを使わなくても、HTML・CSS・JavaScriptを適切に設計することで、保守性と操作性を両立したWebサイトを構築できることを確認した